【全国初】伝えるためのユニバーサルデザインフェア の開催決定

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全日本印刷工業組合連合会(以下、全印工連)と内閣府認証NPO法人メディア・ユニバーサル・デザイン協会(以下、MUD協会)は7月25日、SDGsへの意識が高まり、高齢者や障がい者の社会進出、学校教育におけるユニバーサルデザインも増加するなか、東京都の後援を得て、全国初となるメディアユニバーサルデザイン(以下、MUD)のPRイベント「伝えるためのユニバーサルデザインフェア~色・文字・かたちでみんなに分かりやすく~」を8月18日~20日の三日間、東京都立産業貿易センター浜松町館で開催すると発表した。

展示会・セミナーともに事前申込制で入場料・受講料は無料。

■学んで体験できる 「伝えるためのユニバーサルデザイン」

全印工連は、2007年から子どもや高齢者、障がい者、外国人など、すべての人に見やすく、わかりやすく必要な情報が正しく伝わるようにデザインするMUDに取り組んできた。

また、2008年からは、色のバリアフリーという観点から印刷物のユニバーサルデザインに取り組む、MUD協会と連携協力を図り、誰もが不自由なく情報を受け取ることができる社会を目指してMUDの普及啓発を推進。今年は事業協力15周年という節目を迎え、このイベントを通じて一般社会へのMUDのさらなる普及を目的として開催する。

今回のイベントは「MUDを見る・触れる・深める・感じる」をコンセプトに、「MUDを見る・触れる(展示コーナー)」で、MUDの事例紹介やMUD認証企業の取り組み、大学等の学術研究や関連団体の展示、行政及び地方自治体の取り組み、企業や学生が製作したMUDに配慮した作品のコンペティション(経済産業省後援)の受賞作品などを展示。

また、「MUDを深める(セミナー)」は、一般や学生、MUD検定の有資格者など対象ごとにSDGsの視点から見たMUDなど12本のセミナーを企画。さらに、「MUDを感じる(体験コーナ)」では「ユニバーサル・デザインかるた」や「新しい点字の名刺作成体験」など、小学校の夏休みの自由研究テーマに役立つコーナーも用意している。

さらに来場者は、業界関係者、一般、学生など3日間で5,000人の来場を見込んでおり、大人から子どもまで「伝えるためのユニバーサルデザイン」を学んで体験できるイベントとなっている。

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なお、協賛企業は以下である。
株式会社モリサワ、大阪シーリング印刷株式会社、株式会社新興出版社啓林館、リコージャパン株式会社、一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会、特定非営利活動法人カラーユニバーサルデザイン機構、一般財団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会、公益財団法人共用品推進機構、株式会社東京商会、株式会社イワタ、ホリゾン・ジャパン株式会社、誠伸商事株式会社、村田金箔、明治安田生命保険相互会社、株式会社山櫻、コニカミノルタジャパン株式会社、株式会社シオザワ、東洋インキ株式会社、ハイデルベルグジャパン株式会社、富士フイルムグラフィックソリューションズ株式会社、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社、リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社、東京インキ株式会社、株式会社光文堂、株式会社大塚商会、株式会社小森コーポレーション、理想科学工業株式会社、株式会社モトヤ、株式会社SCREEN GP、東京書籍株式会社、株式会社安井建築設計事務所(2023年7月18日現在)

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