コーヒーカスの再生紙でオリジナル名刺?【GROUNDS】

コーヒーカスを使った再生紙ブランド“CaffeLatte”を展開するGROUNDS合同会社(以下、GROUNDS)は5月2日、コーヒーカスの再生紙を使用したオリジナル名刺の作成サービスを5月4日の名刺の日から開始すると発表した。



バリスタは日々コーヒーを提供すると同時に大量のカスを廃棄している。コーヒーが実から美味しい一杯になるまでの過程を知っているが故、そのカスもすぐに捨ててしまうのではなく身近な何かに生まれ変わらせられないかという思いがあった。そして昨年、再生紙をつくるプロジェクトをスタートさせ、コーヒーカスの再生紙ブランド“CaffeLatte”の立ち上げた。

また、コーヒーカス再生紙の製造過程では、カスの配合量を何度も調整。粉砕した細かなコーヒーカスやコーヒー豆の油分が原因で機械がうまく稼働しないなど、全ての工程においてトラブルが発生したが、カスの粒を目で確認できるユニークな紙が仕上がった。そしてこの度、その再生紙を使用した名刺作成のサービスを開始する。



■オーダー方法




オーダー方法は、サイトで購入後にフォーマットをダウンロード、オリジナルデザインのデータをメールし約2週間~1カ月で納品が可能だ。テンプレートありを希望の方は、好きなテンプレートを選び、注文時に氏名や連絡先等の名刺に記載したい情報を入れれな、その内容でデータを作成。印刷はモノクロのみ対応しており、片面・両面どちらかを選ぶことができる。

なお、今回紹介したGROUNDSは、代表のバリスタ2人が立ち上げたベンチャー企業で、廃棄するコーヒーカスと牛乳パックを使い、再生紙を製造している。コーヒーゴミの問題はコーヒーゴミ廃棄の当事者であるバリスタが向き合うべき課題であるという考えの下、「コーヒーゴミを活かして減らして無くしてく」をミッションにバリスタ二人が設立した。

共同代表:竹下 亮氏(左) 鈴木 雪姫氏(右)

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