※旧:東京モーターショー
DNPは独自の「P&I」(印刷と情報)の強みを活かし、多くのパートナーとともに、注力事業領域の一つとしてモビリティ・産業用高機能材関連の事業に取り組んでいる。例えば、車の内装・外装用の加飾フィルムや電気自動車(EV)用のリチウムイオン電池用バッテリーパウチ、MaaS関連のシステム・サービス等を開発・提供。
今回の出展では、完全自動運転が実現する未来社会に向けてDNPが提案する「快適な空間」と「わくわくする体験」をテーマにした企画を展示予定だ。主催者プログラム「Tokyo Future Tour」内にある未来の東京の公園の中で、パリの歴史的空間をVR(仮想現実)で体験できる。
■展示の特徴とは
DNPコンテンツインタラクティブシステム「みどころウォーク®」
フランス国立図書館のリシュリュー館の象徴的な空間であるマザラン・ギャラリーを360度見回せるVR空間で、利用者は現地を実際に訪れたような体験が可能だ。利用者がヘッドマウントディスプレーを着けて手すりを伝って6mほど歩くことで、VR空間内では長さ約45mの広大な回廊を移動しながら、約9mの高さにある17世紀の天井画を間近に見ることができる。
インターフェンス
空間を隔てると同時に、向こう側の風景を見渡せるネットフェンス(ひし形金網)。そこに“心地よいデザイン”を追加することで、人と人のつながりを深め、コミュニケーションを誘発し、新しい街づくりのきっかけになるのではないか?
このような問いに基づき、日本のモノづくりを支える東大阪の共和鋼業株式会社、常に新しいことに挑戦する近畿大学、DNPの三者による新しい共同プロジェクトが制作を進める「インターフェンス」を今回DNPブースで参考出展する。
なお、今回出展するするJapan Mobility Show 2023とは、従来の自動車産業主体のイベント「東京モーターショー」から、全ての産業が一緒に未来を考える場として2023年にリニューアルしたイベントだ。
その新しさを象徴する主催者プログラム「Tokyo Future Tour」で、来場者は多様な業界のさまざまな技術や製品・サービス等を「LIFE」「EMERGENCY」「PLAY」「FOOD」等のゾーンで体験できる。