■地域の学生の学びを応援
「J・O・NOTE」という名前には、「地元の学生を(J)、応援する(O) 、ノート(N)」という意味が込めらており、企画趣旨に賛同したサポーター企業とともに地域の学生の学習を応援する、城野印刷所が企画制作したオリジナルのノートだ。
第2回となる今回は、15社のサポーター企業、学校が賛同、県内高校を代表し、熊本県立熊本商業高等学校、熊本県立御船高等学校にて、贈呈式を執り行った
■印刷会社の知見 使いやすさと優しいデザイン
城野印刷所では、長年培ってきた印刷技術を生かし、学生の使いやすさを追求したノートに仕上げている。教育現場でもタブレット端末の活用などデジタル化が進む中で、紙の良さやノート使用の良さを「J・O・NOTE」の利用を通じて、学生たちに知ってもらう。
「J・O・NOTE」は、学生が机上でノートを開いた時にフラットになり、めくったときに紙が前に戻らないようなアイデアを取り入れており、今回は表紙の配色グリーンに着目した。人間が一番弱く感じる波長の中間地点(555nm前後)で目に受ける刺激が少なく「目に優しい」と言われるグリーンを基調としたデザインで、学習に集中して取り組める環境づくりを図る。
今後もこれらのデザイン等については、実際に使用する学生たちの意見も取り入れながら、「本当に学生が使いやすい」ノートへの改良を目指していく。
以下、熊本県立熊本商業高等学校と熊本県立御船高等学校よりコメント
大変貴重なノートを寄贈いただきありがとうございます。いよいよ高校3年生にとっては就職や進学試験に向けて本格的に動き出す時期になっております。特に試験における面接や小論文などの対策において、自分の考えをまとめるには紙のノートが最適だと思います。積極的に使わせていただきます。
熊本県立熊本商業高等学校 生徒代表 谷川氏
「J・O・NOTE」を寄贈いただきありがとうございます。自分はこのノートを使って進学や面接などいろいろなことにしっかりと考えをまとめて頑張っていこうと思います。将来に繋げられる1冊にしたいと思います。
熊本県立御船高等学校 校長 原田 茂氏
生徒たちのために貴重なノートをいただきまして、ありがとうございます。本校は、普通科、普通科の中にある3種の芸術コース、工業科と多彩な学びがある学校です。本日集まっている生徒たちは3年生ですが、このノートを使い、これから進路実現のために頑張ってくれ、多くの生徒が社会で活躍することを心から期待しています。
熊本県立御船高等学校 生徒代表 藤原氏
本日はお忙しい中お越しいただきありがとうございます。私たちはこのノートを使って、これからのテストや受験対策に向けて一生懸命励んでいきたいと思います。
なお、今回紹介した城野印刷所は、熊本県に本社を置き、熊本に根ざした“100年企業”として、地域雇用や地域貢献活動にも積極的に取り組んでいる。また、従来の印刷業に加え、システム、ソリューション、あらゆるコミュニケーションビジネスの提案を通じ、地域づくりや縁づくりの新たな事業を構築して、新しい価値を創造していく。