関西巻取箔工業、経済産業省の「はばたく中小企業300」に認定

関西巻取箔工業株式会社(以下、関西巻取箔工業)は12月27日、中小企業庁より「はばたく中小企業300」を認定されたと発表した。今回の認定では、これまで印刷塗装で当たり前だった「塗って乾かす」というプロセスを「貼って剥がす」にシフトチェンジさせたことで、環境負荷低減や労働環境の安全性向上を実現させたことが評価され、「生産性向上」部門で選定された。

※関西巻取箔工業:https://www.kanmaki-foil.com/
   
「はばたく中小企業300」とは
中小企業庁がITサービス導入や経営資源の有効活用等による生産性向上、積極的な海外展開やインバウンド需要の取り込み、多様な人材活用や円滑な事業承継など、様々な分野で活躍している中小企業・小規模事業者を「はばたく中小企業・小規模事業者300社」として毎年選定している。

関西巻取箔工業について
1952年に京都にて創業し、西陣織に使われる金糸の製箔技術をルーツに工業用顔料箔の製造を行っており、自動車部品や化粧品のロゴなど、工業用の印刷で使用される顔料箔を製造。顔料箔はVOC※1(揮発性有機化合物)を含まず、安全で環境にもやさしいため、印刷・塗装業界の新たなソリューションとして注目される。

なお、これからも「箔をつけるシゴト」を通して、社会課題の解決に貢献していく。

※1常温で大気中に容易に揮発する有機化学物質の総称。環境中へ放出されると健康被害や大気汚染を引き起こす。

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