印刷業界向けMAツール「Printバル」を導入 クイックス、アプローチ不足の業界で売上10倍に!

写真左から、株式会社クイックス 第二営業部 副部長 山下二郎 氏、代表取締役社長 岡本泰 氏
コニカミノルタジャパン株式会社(以下、コニカミノルタジャパン)は4月11日、株式会社クイックス(以下、クイックス)にプリントメディア連動のデジタルマーケティングを提供するクラウドサービス「Printバル」を導入したと発表した。

「Printバル」はデジタルでのアプローチに加え、チラシ、DM等のプリントメディアによるリアルなアプローチを複合的に行うことでマーケティング効果を高められるサービスだ。今回の導入で、これまでWEBマーケティング施策でアプローチできていなかった業界の売上を、以前の10倍にまで成長させた。

■決め手は、デジタル・アナログのマーケティング施策の効果測定を組み合わせ

クイックスは展示会で獲得した顧客情報の整理やマーケティング施策の効率化を目的に、クイックは最適なマーケティングオートメーション(MA)ツールを検討していた。同社ではWEBマーケティング施策(デジタル)を推進していたが、紙のDM(アナログ)のマーケティングが必要な顧客も存在。

そこで、デジタルとアナログの両方のマーケティング施策の効果測定を組み合わせることができる「Printバル」に関心を持ち、導入を決意した。

■評価ポイントは、機能とアフターサポート

・DMを活用したマーケティング施策に関する機能が標準で実装されていること
・導入後のサポートが手厚く、短期間で運用体制を整えられたこと



クイックスでは、DM施策の効果を最大化することを目標に掲げ、送付したDMから自社セミナーへ誘導する施策を実施していた。DMの効果測定とそのレポーティングにはマーケティングの専門的な知識が必要とされるが、コニカミノルタジャパンがクイックスの抱える課題や実現したい目標をヒアリングし、的確なサポートを行ったことで、約3週間で「Printバル」の運用体制を整え、質の高いDM施策を実施することに成功。

その結果、これまでWEBマーケティング施策ではアプローチできていなかった業界の売上を、以前の10倍にまで成長させた。

クイックスご担当者からのコメント
DMとMAツールの組み合わせに可能性を感じています。コロナ禍をきっかけに多くの企業がメルマガ施策に取り組み始めた結果、メールの受信箱には見切れないほどのメールが届くようになり、以前よりもメール1通の価値は下がってしまいました。そもそもクリックして開封されないと読まれないメールとは違い、手元で自然と目に入るDMは、このコロナ禍で相対的に価値が上がったと思います。こうした流れの中で、MAツールでDMの投資対効果を改善し、DMのデザインや質の向上に目を向けるようになれば、さらに成果が得られるはずです。

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