共同印刷、バンクシーのグラフィティ写真を池袋駅西口地下通路で販売

共同印刷株式会社(以下、共同印刷)は5月18日、池袋駅西口地下通路に面した広告スペースにて、ECでの商品販売を「OMO※実証実験」を行う。販売商品はイギリスのFull Colour Black社によるグラフィティアートプロジェクト「BRANDALISED™(ブランダライズド)」とコラボレーションしたバンクシーのグラフィティ写真を使用したアイテムだ。販売期間は、5月下旬から約5か月間を予定。この無人Pop-upストアはフォトスポットとしてもデザインされており、4月から公開されている。

「BRANDALISED™」は、ロンドンを中心に活動する正体不明のストリート・アーティスト、バンクシーのグラフィティ写真を手がける、イギリスのFull Colour Black社によるグラフィティアートプロジェクトだ。共同印刷は東武ホープセンターが新たに導入した、検索サイネージシステム「MISE-demo」(特許:株式会社TUG)を活用した無人Pop-upストアを出店し、バンクシーのグラフィティ写真を使用したアイテムを販売する。

今回は、バンクシーの代表的なグラフィティである、通称「Flower Bomber」や「Balloon Girl」など、全6種類のグラフィティ写真をあしらった、メタル製のアートボードとスマートフォンケースを販売。なかでも、共同印刷の開発した、「メタルアートボード®」は、独自の製法で一商品ずつ金属プレートにオンデマンド印刷していく希少性の高い商品だ。また、商品IDと真贋管理のため、共同印刷開発のオリジナル二次元コード「フルスキャンコード®」の技術を発展させた特殊なコードが搭載されており、コレクションアイテムとしての付加価値を提供する。 今回の無人Pop-upストアでの実証実験を通じて効果や課題を検証の上、「オフラインとオンラインを融合させた、新しい売り方」を探索していく。

※OMO(Online Merges with Offline):オンライン・オフラインを融合した顧客体験の向上を目的とするマーケティング手法

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