【人生の生き方|第1回】人は、どのように人生を生きるか?身近な人に聞いてみた。

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人生は、案外なんとかなる。

こんばんは。ペーパーです。
突然ですが、「人生をどのように生きるか」で悩んだ経験はございますか?

実は筆者も、現在悩んでおります。35歳を迎え、これまで「○○を学びたい、やりたい」という気持ちで、転職活動などをしながら生きてきました。ただ、「これでよかったのか」や「今、これをやりたい」がなくなった状態です。

誰にも負けないスキルがあり、やりきったわけでもないのですが、どうにも答えが出ません。色々な本を読んで、ヒントを探す毎日を過ごしております。

もしかしたら、私のように悩んでいる方がいるのではないか。そう思い、生きるヒントを見つけるため身近な人にお話を聞くことにしました。同じ悩みがある人は、何かのヒントになれば幸いです。

筆者のプロフィール

今回は、下記の方をご紹介します。

プロフィール
仮称:藤川
性別:男性
年齢:50歳
業界:広告
職種:総務
筆者との関係:印刷会社に勤めていたときの他部署の方

■1社目:フィルムを現像する会社に就職

1社目は、今ではめずらしいフィルムを現像する店舗で働いていました。こちらの会社に就職した理由は、一番最初に内定をいただいたからとのこと。藤川さんは、特別何かやりたいことがあるわけでなく、なんとなく入社しました。

また、全国転勤の会社だったため、仙台の店舗で働くことになりました。当時は景気もよく、昇給とボーナスは年々上がっており、特に不満もなかったようです。

そんな藤川さんですが、1社目を退職することになりました。

■2社目:地元の印刷会社に就職

30歳を迎えたころ、実家に戻ることになりました。長男なため、家を継いでほしいと言われたのがきっかけです。ただ、家の戻ってきたのはいいのですが、無職の状態。そのため、転職活動をしながらアルバイト先を探すことになります。

たまたま求人票で見つけた印刷会社に、年賀状印刷のアルバイトとして働くことになりました。ここの会社は、時給が高く、近所にある会社ということで選んだそうです。2年間、アルバイトで勤め、その仕事ぶるを評価されたこともあり、「製本部門で欠員が出るので、働きませんか」と声を掛けられたこともあり、こちらに就職。

最初は、製本部門で約10年間働き、部署移動で、生産管理に異動。その後、総務部へと配属となりました。ただ、47歳の時に突然会社を辞めることに。

■3社目:知人の紹介で印刷会社へ

社長が交代してから、会社の経営がおかしくなってきたとのこと。突然、社内をペンキで色を塗ったり、3階にいた社員を全員2階に異動させたり。コミュニケーションを図るためとの理由だったそうですが、社員の意見も全く聞かず、社長の独断で色々と決める環境だったようです。

ただ、藤川さんもここまでなら、まだ我慢できていたとのこと。

しかし、事件が起きました。「総務部をなくすから、希望の部署を教えてくれ」と、社長に突然言われたそうです。このときに、意味の分からない人事異動に納得ができず退職することになりました。

幸い、知人の紹介でとある印刷会社に生産管理として就職することになりました。ですが、1年働いた後、親会社への異動が伝えられました。

■4社目:親会社へ異動 広告代理店へ

理由は、会社の経営が芳しくないこともあり、廃業となったからです。親会社では、総務部として勤務することになりました。当初は、勤務場所が一等地ということもあり、藤川さんは「逆にラッキー」と考えていたそうです。

しかし、ここでも事件が起きます。親会社の資金繰りがおかしい、毎月大量に社員が退職していく。藤川さんも次第に不安になりました。そんなとき、2社目で働いていた元社員から「ウチの会社で働かないか」と声を掛けてもらいました。

声を掛けた人は大変優秀で、10年前に独立し広告代理店を経営しておりました。

■5社目:知人の引き抜き 広告代理店へ

前職よりも、給料が高く、自宅から近いこともあり転職することにしました。こちらの会社では、総務として勤務しております。印刷関係の仕事も会社で請け負っていることもあり、過去の印刷知識が生かせられるとのことで、やりがいも感じているとのこと。

また、会社の売上も年々伸びていることもあり、社内雰囲気も良く働きやすい。なにより自宅から近いことがメリットで、約30分もあれば着く。そのため、自分の時間が増えたようです。

今年で転職1年。不満もなく、定年までは勤め上げたいと話しておりました。

■案外なんとかなる

藤川さんは、これまで何がしたいとか特に考えたことはなかったそうです。やりたいことが特別ないので、目の前の仕事に取り組んできたとのこと。私の感想になりますが、物腰がやわらかく誰とでも仲良くなれる性格が、会社の紹介につながったのだとおもいます。

藤川さんは、「案外なんとかなる」とよく話しておりました。基本寝たら嫌なことは忘れる性格だそうです(笑)。私は結構引きずる性格なので、羨ましい限りです。

有名人ではなく、身近な人に聞いてみるだけでも、大変色々あるなと感じました。次回も「人生の生き方」の第2回を書けるようにお話を聞いてきます。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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