ミズノ、NPBに供給する統一試合球の包装資材を変更

左:従来包装形態(透明の袋+アルミ紙) 右:新包装形態(青色の袋のみ)

美津濃株式会社(以下、ミズノ)は2月14日、一般社団法人日本野球機構(以下、NPB)に供給する統一試合球の包装資材に湿気(水分)と光からボールを守る『GL BARRIER(ジーエル バリア)』を2022年シーズンから採用すると発表した。

これまで統一試合球の梱包は、保管時の温度、湿度の影響を最小限にし、紫外線の影響による変色を防ぐため、アルミ箔と透明フィルムの2つの包装資材で保護していた。今回、包装資材に『GL BARRIER』を採用することで、アルミ箔を使用せずに同等以上の状態でボールを保護することができる。さらに、従来の包装資材と比べて、CO₂の排出量を年間約1.7トン削減※できる見込みだ。

※原料採掘~使用後の廃棄まで(凸版印刷株式会社、ミズノ調べ)

■『GL BARRIER』の特徴

『GL BARRIER』は、水分と光の透過量が非常に少ない包装資材。『GL BARRIER』を採用することで、湿気によるボールの質量変化が少なく、光によるボールの変色は従来の包装形態と同等品質であることを確認※している。

※ミズノ調べ

今後、ミズノが製造、販売するアマチュア野球向け硬式球の包装資材も、『GL BARRIER』に順次変更する予定だ。

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