西岡総合印刷株式会社(以下、西岡総合印刷)は10月21日、自社運営する年賀状専門の印刷通販サイト「年賀本舗」で、アフリカのザンビアで栽培されているオーガニックバナナの茎から取ったバナナ繊維を原料とした、古紙やFSC認証パルプを加え、日本の越前和紙の工場で生産されている用紙を使った年賀状の販売を開始すると発表した。
バナナペーパー年賀状Webサイト:https://www.nengahonpo.com/bananapaper-nengajou/
今年で運営20年目を迎える年賀状印刷の専門サイト「年賀本舗】」を運営する西岡総合印刷は、全日本印刷工業組合連合会の環境推進工場に登録されるなど、SDGsへの取り込みを積極的に行っている。
今回も、その活動の一環として、アフリカのザンビアで栽培されているオーガニックバナナを原料とした「バナナペーパー年賀状」の販売を開始した。
■バナナペーパー年賀状
バナナペーパー年賀状とは、アフリカのザンビアで栽培されているオーガニックバナナの茎から取ったバナナ繊維を原料として、古紙やFSC認証パルプを加え、日本の越前和紙の工場で生産されている用紙を使った年賀状だ。
■人にも環境にもやさしい年賀状 SDGsの17の目標にもつながる
バナナペーパーを使うと木を切る必要がないので、森林伐採の防止になる他、野生動物の棲家を保護することにも繋がる。また、本来廃棄していたバナナの茎を利用し繊維を取り出す工程が、アフリカの貧困層の村に新たな雇用を生み出す。
さらに、バナナペーパーを使うことが、SDGsの17の目標すべてに繋がっている。
■バナナ繊維+和紙の技術で、あたたかみのある自然な風合いを実現
少しクリームがかった色合いで、紙全体に繊維の粒が広がる、あたたかみのある自然な風合いが特徴だ。また、日本の和紙の技術を用いて作られた柔らかな手触りの中に、古紙と茎の繊維によるほのかなざらつきが手に心地よく、何度も触りたくなるような感触。
さらに、繊維の粒が織りなす模様はオーガニックバナナを連想させると共に、1枚ずつ表情が変わり見た目にも楽しい個性とおしゃれさを引き立てる。