昨年創業142周年を迎えた株式会社大川印刷(以下、大川印刷)は1月12日、スキャニングロボットを始めとした機器を導入し、企業や団体などのペーパーレス化を再生可能エネルギー100%で行う新事業をスタートしたと発表。
これにより、データ化し不要となった文書類は機密文書として溶解処理、再生紙化し、新たな製品として甦らせる、いわゆるアップサイクルにも対応可能だ。
今回のサービスは企業・団体が保管、所蔵している書類や資料、文献などを預かり保管することはもちろんのこと、必要に応じてデジタル化し、更にはそのデータをAI OCR化、検索できる。また、チャットGPT活用への展開も視野に入れ取り組む。
また、企業や団体、博物館や地域の資料館等で所蔵している歴史的な資料や文献なども活用できるようデータ化も可能。災害時にも備えていくことを目的としている。
なお、今回紹介した大川印刷は、横浜市に本社を置く明治14年創業の老舗印刷会社だ。2019年再生可能エネルギー100%を達成し、2021年にはSBT認定を取得するなど、カーボンニュートラル、脱炭素経営を進め、提案するソーシャルプリンティングカンパニー®である。