【大阪府の印刷業界で初】OSPハートフルが「もにす認定」取得

左:ハローワークあべの所長豊浦栄治氏
右:OSPハートフルで課長の福岡政治氏
大阪市に本社があるOSPグループの特例子会社であるOSPハートフル株式会社(以下、OSPハートフル)は12月9日、認証マーク「もにす」を取得し、2022年11月29日に本社にて授与式を行ったと発表した。

今回認定を受けた「障害者雇用に関する優良な中小事業主に対する認定制度(もにす認定制度)」は、障がい者雇用の促進及び雇用の安定に関する取り組みの実施状況などが、優良な中小事業主を、厚生労働大臣が認定する制度だ。OSPハートフルは、大阪府の印刷業界では初の認定である。

■もにす認定とは

もにす認定制度
(障害者雇用に関する優良な中小事業主に対する認定制度)

企業と障がい者が明るい未来や社会の実現に向けて「ともにすすむ」という想いを込めて名づけられた、認定の愛称。

詳細は、厚生労働省「障害者雇用に関する優良な中小事業主に対する認定制度(もにす認定制度)」で確認できる。

https://www.mhlw.go.jp/stf/monisu.html

なお、今回紹介したOSPハートフルは、シールやラベル印刷を行う上で必要な部品である版の加工と倉庫の管理(入出庫・保管)を担当する会社として、2019年9月にOSPグループである大阪シーリング印刷株式会社の大阪工場内に設立した。

聴覚障がい者の方が目で見て理解できるよう、ライトを設置して点滅でチャイムを伝えたり、障がい者と健常者の社員がスムーズにコミュニケーションを取れるように手話教室を実施したりするなど、障がいをもった方がたのしく働けるよう、様々な工夫を工場内に施している。今後も業務上の改善などに努めていく。

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