博報堂DYメディアパートナーズと資本業務提携を発表 デジタル音声広告事業の推進へ【オトナル】

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株式会社オトナル(以下、オトナル)は9月20日、株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(以下、博報堂DYメディアパートナーズ)と資本業務提携契約を締結したと発表。この資本業務提携を通じ、博報堂DYグループが保有するクライアントネットワークやアセットを掛け合わせ、同市場におけるリーディング・エージェンシーとしての基盤の構築と、強固なパートナーシップによるデジタル音声市場の発展を目指す。

近年、米国におけるデジタル音声広告市場は急速な成長を遂げており、2022年時点で約8,700億円(対前年比+21%)の市場規模に。また、国内市場においては2022年で約20億円(対前年比+57%)となっており、今後の高い成長余地が期待されている。

※換算為替レート=147.6円(2023年9月15日時点 TTM)

■デジタル音声市場の発展を

日本国内におけるデジタル音声広告市場において、当社オトナルはデジタル音声広告セールス(デマンドサイド)と、音声広告枠の開発(サプライサイド)を両面で手掛ける専業広告代理店として、同市場の牽引役となるべく、市場に向き合って事業を展開してきた。

今回の資本業務提携を通じ、博報堂DYグループが保有するクライアントネットワークやアセットを掛け合わせ、同市場におけるリーディング・エージェンシーとしての基盤の構築と、強固なパートナーシップによるデジタル音声市場の発展を目指していく。



以下、各代表よりメッセージ

オトナル 代表取締役 八木太亮氏
当社オトナルは2018年より「デジタル音声広告」の領域に注力し、デジタルラジオや音声アプリ、ポッドキャストなど、国内の音声メディアと音声広告市場の発展のために、事業を展開して参りました。

「デジタル音声広告」は、先行する米国では市場規模がすでに8,000億円を超え、新興のインターネット広告として企業のブランディングを実現する手法の一つとなりつつありますが、日本国内においてはまだ黎明期であるといえます。

このたび、ラジオに代表される音声領域に注力されてきた博報堂DYメディアパートナーズとの提携を通じて、「音声」というフォーマットの魅力を広告主様、媒体社様に伝え、国内のマーケティング活動における新しい価値創出が行えることと確信しております。

オトナルでは、博報堂DYメディアパートナーズ、そしてこれまで支えてくださった多くの企業の皆様とともに、引き続き音声広告市場の拡大に尽力して参ります。

博報堂DYメディアパートナーズ 代表取締役社⻑ 矢嶋弘毅氏

デジタル音声広告市場は大きな成長ポテンシャルを有しており、当社として注力領域と位置づけています。

こうしたなか、高い専門性を有するオトナルとの協業が実現したことを嬉しく思います。

オトナルが有する知見・テクノロジーは当社のデジタル音声広告事業にとって、大きな力になってくれるものと期待しております。また、当社グループが有する総合広告会社としてのアセット・ネットワークはオトナルの事業発展に寄与するものと考えております。

今回の資本業務提携を通じ、オトナルの皆様と一体となって事業を推進することで、デジタル音声広告市場の発展を支えて参ります。そして、デジタル音声広告の更なる価値向上を図ることで、広告主各社様・媒体各社様の事業成長に貢献出来るものと確信しております。



なお、今回紹介したオトナルは、2013年に設立し、デジタル音声広告を事業を展開する“オト″×テクノロジーの音声広告カンパニーだ。日本でまだ普及が進んでいないデジタル音声市場において、音声×コミュニケーションの可能性を広げ、新しい市場の創出と発展を目指す。



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