2021年、日本の出版販売額の公開【出版科学研究所】

全国出版協会出版科学研究所(以下、出版科学研究)は、2021年の日本の出版販売額を発表した。近年の業界を取り巻く環境は依然として厳しい。紙の出版物の落ち込みが続く中、電子コミックの売上が年々増加してきており、紙の出版物の売上をカバーしている状況だ。

なお、今回紹介した出版科学研究所は、1956年に東京出版販売株式会社(現:式会社トーハン)の一機構として発足した。業界唯一の公的な調査研究機関として、現在も活発な活動を続け、その調査・統計は、出版業界はもとより、マスコミ、各種調査機関、出版研究者、一般企業など広範囲に利用されている。

(出典：出版科学研究所 Webサイトより)