東洋インキ、PET基材向けスクリーン印刷用バイオマスインキを開発

東洋インキ株式会社(以下、東洋インキ)は、2021年10月21日、PET製のボトルやチューブへの印刷に適したスクリーン印刷用のバイオマスインキ「LIOCREATE FLASH DRY SS PET BIOシリーズ」を開発した。

東洋インキグループは、さまざまな印刷に対応する再生可能な植物由来原料を用いたバイオマス製品を開発・提供しており、2021年5月には業界に先駆けて処理ポリオレフィン用のバイオマススクリーンインキの販売を開始している。

今回、東洋インキが開発した「LIOCREATE FLASH DRY SS PET BIOシリーズ」は、PET製のボトルやチューブの印刷に適したバイオマス度10%のUV硬化型スクリーンインキだ。基材の処理、未処理を問わず使用できる。この製品は優れた柔軟性を持つ塗膜を形成し、またシリコン系添加剤を使用していないため、後加工適正にも配慮していく。

なお、東洋インキは、環境調和型製品のフロントランナーとして、今後も持続可能な社会の実現に向けて、お客やエンドユーザのSDGs目標やサステナビリティへの取り組みに貢献する。

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